ビットコインとは何か!?

仮想通貨
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※仮想通貨(暗号資産)に関する記事は、現在順次姉妹サイト「コイン資産倶楽部」の方に移管しております。

コイン資産倶楽部
仮想通貨(暗号資産) 仮想通貨(暗号資産)やブロックチェーン技術、あるいはビットコインを始めとする各種のコインに対して興味を持たれている方は少なくないと思います。 投資(投機)の対象として、新しい通貨として、斬新な技術として、興味の持ち方は

圧倒的な注目を集めるビットコイン

2016年頃には騒ぐ人はもう十分に騒いでいたのですが、2017年の年末に掛けた価格の急騰を受けて一般の方にも広く認知される様になった仮想通貨が御存知ビットコインです。
仮想通貨(暗号通貨)は他にも色々あるのですが、ビットコインの注目度は圧倒的です。
本項ではビットコインについて、その概要を解説していきたいと思います。

仮想通貨のトップ

ビットコインは世界で初めて実用化された仮想通貨です。
海外では仮想通貨では無く一般的には暗号通貨と呼ばれていますが、日本では仮想通貨の名称の方が浸透しています。
ビットコインは2018年9月現在、1BTCが70万円~80万円程度の金額で取引されている仮想通貨です。
通貨単位はBTCです。
2017年の年初には1BTCが10万円前後だったのですが、同じ年の12月には1時230万円を越える金額を付けました。
一年で20倍もの価値に跳ね上がった事でビットコインは一気に注目を集める事になりま
した。
仮想通貨全体の中でビットコインの存在感は圧倒的です。
2018年9月1日時点の時価総額は約14兆円で仮想通貨全体(26.3兆円)の約53%を占めています。
※CoinMarketCapの発表による。
ビットコイン以外の仮想通貨をビットコインと分けてアルトコイン(代替のコイン)と呼ぶ程です。
ビットコインは正に仮想通貨の象徴的な存在と言えます。
将来的な展望については色々な見方がありますが、現時点ではビットコインが仮想通貨の中心に有る事が間違い在りません。
ビットコインを始めとする仮想通貨が通貨(お金)と言えるのかどうかについては現在も議論が続いていて、国によっても対応が分かれています。
日本では2017年4月に施行された改正資金決済法の中で仮想通貨を決済手段として世界に先駆けて法律で定義しています。

ビットコインの経緯

ビットコインは2008年にサトシ・ナカモトと名乗る人物が、暗号技術に関するメーリングリストに電子通貨に関する論文を投稿した事に端を発します。
翌2009年にはビットコインのソフトウェアがネット上に発表され、ここからビットコインが実質的に動き出します。

サトシナカモト氏の国籍・身元については諸説あります。
時々「私がサトシ・ナカモトです」と言う人も出てきますが、大概何も答えられない素人みたいな人が出てきますww。現在までの所サトシナカモトが誰かについては特定はされていません。

その後ビットコインが認知されて仮想通貨のシンボル的な存在として普及していく経緯についても色々なエピソードがあるのですが、ここでは割愛します。
ともあれビットコインは円換算で10~20兆円もの時価総額を持つ仮想通貨にのし上がった訳です。

実態は電子的な暗号

通常の紙幣や硬貨なら発行している政府や中央銀行がその後ろ盾となって通貨としての価値を保証(担保)してくれますが、ビットコインにはその担保となるものがありません。
多くの人がこれはお金だと思えばお金の様に流通するし、皆が違うと思えば紙くずとなります。
いや紙くずでさえありません。
ビットコインの実態はただの電子的な暗号に過ぎません。
それでも世界中の多くの人が通貨として認識している事でビットコインの取引が成立しています。

金額の値動きは激しい

ビットコインの取引金額は2017年12月に200万円を突破した後、翌月には一気に90万円台迄下がると言った非常に極端な値動きを見せています。
その意味ではリスクも高く、資産の多くを預ける様な投資先には向いていません。
但しポイントサイトで作った資金の様に、元々の家計から離れているお金やリスクを取れるお金でビットコインなり他の仮想通貨(アルトコイン)を持つのは非常に面白い投資(投機)になると思います。
先の事はもちろん分かりませんし煽りたくもありませんが、ビットコインや他のアルトコインは今尚将来的に5倍、10倍になる可能性を持っていると言う事は言えます。

優れた送金・決済機能

通常のお金と異なり、ビットコインは海外への送金や支払いをそれこそメール1つで済ませる事が可能です。その為の費用も極めて安いです(現状では安かったと言う方が正確ですが)。
今は価格の急騰、急落ばかり取り上げられる事が多いですが、本来はこうした機能こそビットコインの価値と言うべきなのかも知れません。

100円からでも買える

ごく小額から購入できるのもビットコインの大きな魅力です。ビットコインは基本的には取引所あるいは販売所で売買されますが、その最低単位は0.01BTC~0.00000001BTCと言う単位からです。
値動きが大きい事もあり簡単に設定できませんが、100円以下の金額からでも買えてしまうと言う状況です。
入出金時の費用も有るので実際にはもう少し費用が掛かる事が多いですが、それでも小額から始められると言う事は御理解頂けると思います。
ビットコインの大きなメリットの1つです。

補助単位satoshi

ビットコインにはBTCの補助単位としてsatoshiと呼ばれる単位があります。
1satoshi=0.00000001BTCとなります。
殆ど冗談みたいな単位設定ですが、これで合っています。
ビットコインの技術的な特性により1BTCを0.00000001まで分割できる事からこの設定になっています。
1億satoshiが1BTCです。
satoshiの名前はビットコインの開発者と言われているサトシナカモトのサトシから取られています。

海外の金融メディアなどではmBTC(ミリBTC)やμBTC(マイクロBTC)と言った表現も使われています。
●1mBTC=0.01BTC
●1μBTC=0.000001BTC
ですが、日本ではまだ余りメジャーとは言えない表記です。

ビットコインを手に入れる方法

ビットコインを手に入れるには以下の方法があります。
① 掘る(マイニング)
② 購入する
③ 交換する
➃ 支払いを受ける
⑤ 貰う
です。非合法な方法(盗む、ハッキングする)は除いてありますw。

ビットコインを獲得しても実態は電子的な暗号なので実物のコインが貰える訳ではありません。
時々このページの見出しの写真の様に、ビットコインの実物コインの様な写真が出てきますが、あれはイメージしやすい様に、ある種のマークとして出しているだけです。

ビットコインを掘る

最初の段階ではビットコインはもっぱら「掘る」ものでした。
正しくはマイニングと言います。ビットコインにはマイニングによって報酬(ビットコイン)が貰えると言う仕組みがあります。
ビットコインを支える暗号技術(ブロックチェーン)によって、ビットコインでは10分毎に取引(移動内容)を記録した情報の固まり=ブロックを生成します。
新しいブロックが出来る度に既存のブロックにそれを繋げて行くのですが、その時に複雑な計算処理をする事で得られる特定の値を付けて繋ぎます。
その計算処理を行なって特定の値を最初に
見付けた人に報酬としてビットコインが付与されます。
これが基本的なマイニングの仕組みです。

インターネット空間の中に元々ビットコインが埋まっていて、それを掘り当てた人が貰えると言うイメージです。
この辺りは金の採掘にとても似ており、実際、それをイメージして設計したものと思われます。
採掘できるビットコインの量には上限があります。
ビットコインを採掘できるペースも決まっていて、一定の期間が経過すると採れるビットコインの量が減っていく設定になっています。
ビットコインの場合は採掘量は4年毎に半減します。
約120年後にはビットコインは掘りつくされる事になります。

個人で掘り当てるのは難しい!?

マイニングはパソコンが有り、ネット環境が有れば個人でも出来ます。
出来ましたと言うべきなのかも知れません。
マイニング用のソフトも有りますし、今でも普通にマイニングの作業はできます。
ただ以前は個人でもマイニングでビットコインを獲得する事は可能だったのですが、現在では個人のパソコンレベルでマイニングに成功するのは非常に難しくなっています。
ビットコインの価値がどんどん上昇して行くににつれて、マイニングに「企業や国家と言った規模のグループが参加してくる様になりました。

マイニングはコンピューター(CPU)の処理能力が物を言う世界である為、そうなると個人のパソコンが太刀打ちできる競争では無くなってしまいました。
また解析には大きな電力を使う為、電気代の高い日本では基本的に採算ベースに合わなくなってしまいます。
こうした理由から、現在では個人でのマイニングは現実的ではありません。
(マイニング事業に参加すると言う方法は有ります)
一方でSBIグループ、GMOグループと言ったいくつかの大企業グループは海外の電気代の安い地域にマイニングセンターを作って本格的にマイニングに参加しています。

ビットコインを購入する

ビットコインを手に入れるもっとも一般的な方法はビットコインを購入する方法だと思います。
実は個人間でも割と簡単にやり取りは出来るのですが、値段やらセキュリティやらと色々あるので通常はビットコインの販売所・取引所でビットコインを購入する事になります。
日本では2017年に取り扱い事業者(仮想通貨交換会社)が金融庁への届け出制となり、2018年1月現在で14の業者が申請済、あるいは申請中となっています。
現在の代表的な事業者は
●ビットフライヤー
●Zaif
●コインチェック
●DMMコイン
●GMOコイン
●SBIバーチャルカレンシー
と言った所になります。

bit Flyer(ビットフライヤー)

bitFlyer ビットコインを始めるなら安心・安全な取引所で

ビットコインFXを含めた取扱い量で世界1位(2018.01.現在)を取った事も有る大手の交換業者です。
早くから仮想通貨の浸透と業界の健全化に尽力してきた会社でもあります。
2018年には顧客の資産管理の徹底などを指摘される形で金融庁の業務改善勧告を受けていますが、その後の対応は早く、安心感のある業者と言えます。

Zaif(ザイフ)

2018年1月現在でビットコインの取扱い髙は3位です。

堀江貴文氏がアドバイザリー参加していた会社としても知られており、斬新なサービスを次々と打ち出して注目を集めています。
ブロックチェーン技術に強く、仮想通貨を含めた日本のブロックチェーンビジネスを牽引する存在でもあります。

GMOコイン

2017年までは殆ど実績も無く知名度も無かった後発の仮想通貨業者ですが、2017年12月から積極的な広告戦略を取り知名度を上げてきました。
株式、FX、CFDと言った分野で瞬く間にトップグループに登り詰めた実績を持つGMOグループの会社になります。
事業分野も近いだけに、今後一気に頭角を現してくると予想されています。

Coincheck(コインチェック)

ビットコインの現物取扱い量では月間1位を取った事も有り、ビットフライヤーに肉薄する事業者でしたが、仮想通貨ネム(XEM)の大量盗難事件によって事業として大きな困難を迎えています。
ビットフライヤーと比べると、ビットコイン以外にも多彩な仮想通貨(アルトコイン)の扱いが有る事が大きな特徴となっています。

SBIバーチャルカレンシー

2018年7月から一般の新規口座をスタートした新しい交換業者です。
後発とは言っても手掛けるのは証券や銀行、FXなど他の金融事業で瞬く間に有力企業に育てたSBIグループで有り、今後大きな存在になるのは確実と見られています。
SBIグループの北尾代表は直ぐに1位を取ると豪語しており、注目の会社です。

ビットコインに交換する

近年、ポイントサイトと呼ばれる業態のサービスの中に、貯めたポイントを直接ビットコインに交換できるサイトが出てました。
代表的なものはモッピーです。
本サイトでも強くおすすめしたいビットコインの獲得方法です。
交換の際には仮想通貨の交換業者に口座(アカウント)を持つ事必要があります

支払いを受ける

販売した品物やサービスの代金をビットコインで受け取る事もできます。
裏返せば受け取るお店ではビットコインで支払う事も出来ると言う事になります。
既にビックカメラなどではビットコインでの支払いが可能になっています。
ビットコインの支払いを受けるには専用のリーダーか、ソフトのダウンロードが必用ですが、特別高価な投資が必用な訳ではありません。
あるいは現在では個人でも投資や寄付を集められる様な仕組みが各所で整備され始めており、海外などからでも簡単に送金できる利点を生かしてビットコインで支払って受け取ると言う形態も増えてきています。

ビットコインを貰う

もっとも安直な方法ですがww、これも実は本サイトで強くお薦めしたい方法になります。
例え値動きが激しくても貰った分については影響が無いですからね。
キャンペーンで貰う、サイトで貰う、アプリで貰う、など色々あります。
小額であっても、殆どノーリスクで獲得できるので、個人的にはやらない手は無いと思っています。
ビットコインを貰うには受取用のウォレット(ネット上のお財布)が必用になります。
一般的にはやはりビットコインを取り扱う交換業者で口座(アカウント)を開設してウォレットを取得する事になります。

仮想通貨交換業者を知ろう

ここまでビットコインを獲得する方法について解説していますが、アカウント(口座)の開設が大切と言う事が御理解頂けるかと思います。
アカウント自体は通常はメールアドレスだけでも取得できます。
アカウントを開設すると自動的にウォレットも付いてきます。
但しそれだけでは入出金ができないなどの制約が有って、現実的にビットコインを売買したりする事は難しい為、取引する為には住所氏名や本人確認書類などを登録、提出する必要があります。
どの会社もアカウントの開設には料金は掛かりません。
では、どの会社にすれば良いのか、と言う話になると思いますので次項で代表的な会社の概要と強み、弱みについて解説していきます。




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