リップルの見通し

仮想通貨
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リップルは終わったのか!?

2018330日現在のリップル(XRP)のレートは1XRP=59円前後となっています。

201712月に主要な仮想通貨が軒並み高騰した時にはリップルも1 XRP=250円を超える値を付けましたが、翌181月にはビットコインをはじめ仮想通貨全般がこぞって暴落し、リップルも同様に大きく値を落としています。

2018年1月の価格暴落以降、ビットコインは終わった、仮想通貨は終わった的な論調も目立つ様になり、時価総額上位の有力通貨であるリップルに対しても同様な意見が突き付けられています。

仮想通貨は、そしてリップル(XRP)はこのまま沈んで行ってしまうのでしょうか。

短期予測は難しい!

リップルに限らず仮想通貨について今後の短期の値動きを予測する事は非常に難しく、予測したとしても信頼性を欠きます。

そもそも法定通貨に比べると可動通貨は価値の裏付けとなる信用がまだ曖昧な上、今後の展開や各国の法規制も整備の途上にある為、値動きの予測は不可能とは言いませんが、不確実性が大き過ぎると考えています。

リップルについてもそれは同じです。

合理的な価値を考える

但し今後リップルがどの様な形で利用されて行くかを考えて行く事で、リップルがどの位の価値を持ち得るかを推定する事は出来ます。

合理的な価値を測れる様なる事は通貨としての価値を安定的に保持する為にも大切な事です。

発行枚数と価格

リップル(XRP)の総発行枚数(1,000XRP)はです。
これはビットコインの最大2,100万枚などと比べて非常に多く、この事を根拠にリップル(XRP)の価格はもう上がらないとする意見も有りますが、この点については大いに疑問です。

確かにビットコインが付けた様な高値230万円をリップル(XRP)が付けるかと言えばそれは無理だと思います。
リップル(XRP)の発行枚数はビットコインの約5,000倍なので同じ時価総額であればリップル(XRP)の単価はビットコインの約1 /5,000になります。

但しリップルが現在の価格から10倍、100倍になる可能性については十分にポジティブな議論の余地が有ると考えています。

時価総額を考える

リップルは総発行枚数が1,000XRPと決まっている為、時価総額が決まればほぼ自動的にXRPの単価も決まります。時価総額が1兆円規模であれば1 XRP=10円、時価総額が10兆円規模なら1XRP=100円となります。

なのでリップル(XRP)の時価総額がどれ位の規模になりそうかと言う事を推量する事ができればリップルの将来価格も推定できる事になります。

時価総額は資金がどれだけ入ってくるのかによって決まってきます。
世界的な金余りと言われる状況の中で、将来性の有る事業や利益を生む案件にはお金が流れ込みやすい環境が既にあるので、時価総額は中·長期的にはリップルの事業の成長性と将来展望に掛かってきます。

リップルの価値の源泉

現時点でリップル(XRP)の最大の価値の源泉は国際送金システムのスタンダードになると言うリップルのシステム、プロジェクトへの期待です。
現在の国際規格であるSWIFTと比べるとリップルの機能はあらゆる面でSWIFTを遥かに上回るポテンシャルを持っています。

但しそれだけで次世代の国際送金システムはリップルで決まりとは行きません。国際規格や政治や規制の問題が複雑に絡み合う領域なのでリップルのシステムが国際スタンダードになれないと言う可能性も当然あります。

とは言え既にリップルのプロジェクトには既にグーグルやマイクロソフト、欧米の有力銀行と言った巨大企業が集結し、実際に仕組みも稼働し始めています。
次世代国際送金システムの中心的存在で有る事は疑い様がありません。

システムと通貨は違う

但し、リップルのネットワークを利用する時にはリップル(XRP)の使用義務は無い為、金融機関がリップル(XRP)を採用して行くかどうかが投機的価値と言う意味では大きな鍵となります。

実際、既に多くの有力銀行がリプルプロジェクトに参加を表明し、システムを利用し始めていますが、多くの銀行では現時点ではリップル(XRP)を使わずにシステムを利用しています。
今後リップル(XRP)が浸透していくかと言う点には注意が必要かも知れません。

もっともリップルのシステムの優位性がはっきりしてくるのに伴ってリップル(XRP)の信用も増してくるので、次第に金融機関がリップル(XRP)の利用にシフトしてくる事は容易に想像できます。

最大保有者でもあるリップル社としても、どこかのタイミングでリップル(XRP)への誘導を測ってくる可能性が十分に考えられると思います。

成長性は抜群!

リップルのシステムが国際送金のスタンダードを握り、リップル(XRP)がその中心に位置づけられた時にはそのインパクトは測りしれません。

国際送金の規模は現在60兆円程度と見られていますが、まずその市場規模自体を拡大させる事になると考えられます。それに伴って各金融機関が国際取引の為にリップルを保有する様になると実需要が飛躍的に増えます。

リップル社はリップル(XRP)はアセットであり仮想通貨ではないと表明していますが、多くの取引所で既に取引所で売買されている以上、金融商品として、リップルの事業が飛躍的に発展するのであれば、それがリップル(XRP)にも反映されます。

まとめ

実際の所、リップルは仮想通貨関連の事業の中ではもっとも具体化していて実現に向けて段階が進んでいるプロジェクトと言えます。

またその先にある事業の発展性についても申し分ありません。
社会を良い意味で変革する事ができる価値あるプロジェクトでもあります。

現在は大手の取引所ではGMOコインとSBIバーチャルカレンシーでリップルを取り扱っています。
ビットフライヤーやZaifでは現時点では取扱いがありません。

逆に両取引所・販売所に上場される事になると大きく値を上げる事も容易に予想できます。

国内大手ではGMOコインが有力な選択肢です。お薦めします。

海外ではビットトレードやバイナンスなどの取引所もリップル(XRP)を取り扱っています。
リップル(XRP)に興味の有る方はアカウントを作ってみてはいかがでしょうか。
将来的な価値を冷静に考えて投資先として検討するのも面白いと思いますよ。

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