SBI証券は総合力と手数料が魅力のネット証券です。

株式投資
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SBI証券

(2020.03.05.改訂)
SBI証券は日本でオンライン証券と言う業態が動き始めた初期の頃から同事業を展開し、ネット証券では圧倒的なシェアを誇る証券会社です。
証券総合口座の開設数ではオンライン証券1位、個人株式委託売買代金は証券業界全体で1位の実績を獲得しています。
個人投資家にほ非常に高い人気を誇る証券会社と言えます。
手数料水準の安さや、幅広い商品の取り扱いなど多くの魅力を持ち、高い支持を集めています。
SBI証券はネット金融事業を中心に一大勢力を築き上げている巨大企業グループー「SBIグループ」の中核的企業の1つです。
SBIグループは持株会社のSBIホールディングの下に、SBI証券、住信SBIネット銀行、SBI損害保険など多くの企業を抱えています。

●会社名称 株式会社SBI証券
●事業形態 オンライン総合証券
●本社所在 東京都港区六本木1-6-1泉ガーデンタワ
●会社設立 1999年4月26日(商号変更日)
●資本金額 483億2,313万円
●資本系列  SBIグループ(100%)
●手数料  ☆☆☆☆☆⑤
●品揃え  ☆☆☆☆☆⑤

2つの手数料体系

SBI証券では、株式の現物取引の手数料には「スタンダードプラン」と「アクティブプラン」の2つのプランがあり、選択できます。
スタンダードプランは注文の約定毎に料金が掛かるプランです。
一方のアクティブプランは1日の約定金額の合計額に応じて料金が決まります。

スタンダードプラン

スタンダードプランでは1回の注文の約定毎に手数料が掛かります。
手数料は注文の約定金額により

● 5万円まで  55円(税込)
● 10万円まで  99円(税込)
● 20万円まで 115円(税込)
● 50万円まで 275円(税込)
●100万円まで 535円(税込)
●150万円まで 640円(税込)
●3,000万円まで 1,013円(税込)
●3,000万円超 1,070円(税込)

となっています。

アクティブプラン

一方、アクティブプランは1日の約定の合計金額によって手数料が決まります。
1日の約定金額が

● 50万円まで   0円
● 100万円まで 838円(税込)
●以降100万円増加毎に440円(税込)ずつ増加

となっています。
アクティブプランについては「国内株式現物取引」「国内株式制度信用取引」「国内株式一般信用取引」の約定代金合計額と手数料は各々別口として計算します。
例えば全取引を合せると合計で50万円を超えていても、それぞれの取引が50万円以下で有れば手数料は0円と言う事になります。
ユーザー側には非常に有利な算出方法と言えます。
各社設定が異なるので簡単な比較は出来ませんが、業界トップクラスの低い手数料水準である事は確かです。

豊富な商品バリエーション

取り扱っている金融商品のバリエーションの豊富さもSBI証券の大きな魅力です。
国内株式だけでは無く、投資信託や外国株式、先物オプション取引、FX、国内外国債券と多種多様な金融商品を取り扱っています。
中でも投資信託の取り扱い本数は、主要なネット証券の中では最も多い本数を誇っています。
「インド債投信」の様なかなりマニアックな投信商品にも投資ができます。
銀行からの自動引落しで積立投資ができる「投信積立銀行引落サービス」と言う仕組みもあります。

外国株も買えます!

SBI証券では外国株式も取扱いを拡大しています。
2019年4月現在では、

●米国
●中国(香港)
●韓国
●ロシア
●ベトナム
●インドネシア
●タイ
●シンガポール
●マレーシア

の9ヶか国の株式を売買できます。

米国株や中国株の取り扱いで定評のある「マネックス証券」と比較しても全く引けをとらない内容となっています。

IPOにも強い

SBI証券では、個人の取引はもちろんですが対企業向けのインベストメントバンキング業務の拡大にも力を入れています。
そうした実績を基に企業の新株発行(IPO)の際にも影響力を持っており、IPOの引受関与率実績は81.5%(2013年)と業界トップの実績を残しています。
新株発行(IPO)の際には、8割以上の案件はSBI証券でも取り扱われる事になります。
新株を公開前に手に入れて利益獲得を狙う「IPO投資」は、新株が割り当てられれば高い確率で利益を上げられる投資として知られています。
将来的にIPO投資などにも関心を持っているのであれば、IPOの関与実績も重要な判断材料になってきます。

取引の勧誘はありません

SBI証券では、ネット証券として個人投資家が安心して参加できる環境造りに力を入れています。
トレーディングツールやスマートフォン向のサービスも使いやすく、取引の勧誘もありません。
個人のユーザーは自主的に安心してトレードを実施する事ができます。
逆に各銘柄や取引について手取り足取りアドバイスして欲しいと言う人には余り向いていないかも知れません。
証券口座の開設後に電話が来る事はほぼありません。
もちろん必要な事はメールで知らせてくれるので安心して取引できます。
口座開設者は、勧誘の代わりにSBI証券の豊富な情報にいつでもアクセスして情報を得る事が出来ます。
海外の動向に関わる貴重な情報も含めて、情報がリアルタイムで更新されていきます。

まとめ

SBI証券は個人投資家にとってとても利用しやすく、かつ手数料水準の安い証券会社です。
取り扱っている金融商品も非常に豊富です。
NISA (少額投資非課税制度)やiDeCo(個人型拠出年金)についても豊富な運用商品を用意しています。
個人投資家への総合力では文句無しのネット証券会社と言っても良いのではないかと思います。
是非口座開設の候補として御検討下さい。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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