赤坂のブロックチェーンカンファレンス
2018年6月の後半は都内で仮想通貨、ブロックチェーン関連の大型カンファレンスが相次いで開催され、活況を呈していました。そして6月の最後を飾るイベントとして赤坂地区(溜池山王)で開催されたのが第2回ブロックチェーン·イノベーション·カンファレンス(B!C)です。
●BlockChain Innovation Conference(B!C)
●日時:2018年6月30日(土)14:00ー-18:00
●会場:赤坂インターシテ·コンファレンスセンターAIR
●主催:株式会社 IMK
●料金:VlP 30,000円、一般 2,980円
B!Cは㈱IMKが日本最大級のブロックチェーンイベントと銘打って開催するもので3月17日の第1回B!Cの成功を受けて、第2回大会が開催されました。
日本最大級とは言うものの単純なイベントの規模で言うと東京国際フォーラムで開かれたJapan BlockChain Conference(JBC)の方が大きくいですが、B!Cも大型のカンファレンスである事は間違いありません。
VIP席もあります
入場料は一般チケットが2,980円と言う設定、これとは別にVIPチケットが販売されていてこちらは30,000円( ! )。
けれどもVIPチケットの方はすぐに売り切れとなりました.
VIPチケットには講演の前方席の確保と、アフターパーティへの招待券が付いていました。
VIPチケット
最近のカンファレンスではアフターパーティや交流会への招待をセットにした高額のVIPチケットを販売するのが一般的ですが、どこもVIPチケットから売れて行く傾向がある様です。
中々会う事の難しい情報のキーパーソンと知り合う事が重要と考えている人が多いと言う事でしょうか。
講演がメイン
イベントとしては講演の比重が高く、ビックネームの基調講演と言うよりは、今現在新しい事業やサービスを展開している、あるいは展開しようとしている企業や開発チームの代表が具体的な話をしてくれると言う内容です。
講演会場も仮説では無く設備の整った会議スペースなので聞きやすい点もメリットです(同時通訳だけは電波が
不安定で聞き取りづらかったです)。
第1回大会では仮想通貨NEOのコア開発スタッフのスピーチが話題になりました。
赤坂インターシティ
溜池山王駅近くにある赤坂インターシティの4階に上がり、受付で名前を告げると、ネックストラップ付の入場証を渡され、それを首から下げて入口に向かいます。
JBCと比べると会場も入場方法も大人な感じです(JBCの入場はリストバンドでした)。
講演会場の入口で同時通訳用のレシーバーを受け取り、中に入ると300人収容のメインホールが殆ど座る席が見つからない程の盛況でした。
客層もJBCより年齢層はやや高め、ビジネス目線で聞いている方が多い印象です。
スピーカー
この日登壇したグループは
● SecondEarth
● CTIA
● ShakehandContract
● NEO
など注目度の高い粒揃いのラインナップでした。
ブースゾーン
講演の合間には休憩時間がたっぷり(30分間)とられ、別ルームでブースゾーンが開設されていて、登壇したメンバーや他の参加ブースを巡る事が出来ました。
各ブースでは展開するサービスの資料やデモが見られ、スタッフとも直接会話ができる貴重な時間が得られました。
SecondEarthのVR技術のデモなどは分かり易く、直ぐに希望者の列が伸びていました。
ブースの数が多い訳では無いですが、話やすい環境でプレゼントなどもあり充実感の有るブースエリアでした。注目している人も多いMINEのブースも有ったりと収穫は多かったです。
まとめ
ICOや仮想通貨、ブロックチェーンを利用した新しいサービスへの参加·購入を考える時には、その事業の将来性や実現可能性を計る事が重要である事は言うまでもありません。
にも関わらず、その為の情報は少なくネット上の評価やホワイトペーパの内容に頼らざるを得ない、と言うのか実情です。
そんな中で、こうしたカンファレンスは実際にサービスを展開しようとしている人達の生の声や熱意を感じる事ができる機会です。
今回のB!Cのカンファレンスは開発者や代表の方々との距離が近く、とても情報を得やすいカンファレンスでした。
皆さんも機会が有れば、こうしたカンファレンスに足を運ばれてみてはいかがでしょうか。
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