イオンの株主優待
株主優待の事例としてイオン(8267)の株主優待を紹介します。
イオンは日本を代表する小売業者です。
イオンでは店舗での買い物のキャッシュバックが貰えるオーナーズカードが貰えるなど魅力的な株主優待を実施しています。
イオン株式会社(8267)
■社名 イオン株式会社
■本社 千葉市美浜区中瀬１－５－１
■代表 岡田 元也
■設立 1926年9月21日
■市場 東証プライム
■上場 1974年9月
■決算 2月末日
■株価 2,924円(2023.7.21.時点)
■単元 100株
イオンは総合スーパーを始め、多様な業態の小売店舗を抱える企業です。
イオン、イオンモールの他にもマックスバリューやウェルシアなどを傘下に抱えており、日本全国に店舗を構えています。
イオンの株主優待
イオンでは100株以上の保有者に対し、イオンでの買い物に対してキャッシュバックが受けられる「イオンオーナーズカード」が貰えます。
イオンでの買い物の際にオーナーズカードを提示すると、保有株数に応じて半期毎に買い物金額の3％〜7％相当がキャッシュバックされます。
保有株数ごとのキャッシュバック率は以下の通りです。
・100株 3％
・500株 4％
・1,000株 5％
・3,000株 7％
キャッシュバック対象となる購入金額は半期毎に家族カード分と合わせて100万円までとなっています。
キャッシュバックが適用されるのは現金での支払いの他、WAON、イオン系クレジットカード、イオン商品券、イオンギフトカードとなっています。
更に1,000株以上の株式を3年以上保有しているとイオンギフトカードももらえます。
・1,000株 2,000円相当
・2,000株 4,000円相当
・3,000株 6,000円相当
・5,000株 10,000円相当
お客さま感謝デーの5％割引
イオン、マックスバリュ、イオンスーパーセンターなど店舗では毎月20日と30日に「お客さま感謝デー」となっておりオーナーズカードを提示するとの5%割引特典が受けられますが、この特典とキャッシュバック特典が併用できます。
オーナーズカードを提示のうえでお客さま感謝デーの対象となる方法(現金、WAON、イオンマークのカードでのクレジット払い)で支払うだけでOKです。
優待利率
2023年7月21日現在、イオンの株価は2,924円(終値)となっています。
これを100株購入すると292,400円になります。
松井証券であれば1日50万円、SBI証券であれば1日100万円(アクティブコース)の売買まで取引手数料は無料です。
イオンの株100株を2月または8月の権利日時点で保有していると株主優待を受ける権利が手に入ります。
配当は？
イオンは2023年時点では年間1株あたり36円の配当実績がありました。単位株(100株)の保有だと3,600円の配当になり配当利回りは1.23％になります。
配当利回りだけだと魅力的とは言えませんが、優待と併せるとまずまずの利回りになります。
税金のメリットも大きい
配当金には20.315%の税金が掛かりますが、株主優待には基本的には税金が掛かりません。
従って株主優待を利用する人にとっては、配当を低めに抑えてその分優待を手厚くして貰った方が利益が大きいと言う計算もできるのです。
株価が上がっても売却して利益が確定しない限りは税金は掛からないので、株価を保有して株主優待を受け続けると言うには税金的にもメリットの大きい方法と言えます。
尚株を売却して利益が出た場合は、その利益に対して20.315%の税金が掛かります。
優待取得までの流れ
優待取得までの流れは以下の通りです。
案内書の送付
8月末日および2月末日の時点で100株以上を保有する新規株主宛に株主優待の案内書が送付されます。
だいたい株主権利確定日から約1ヶ月後に案内書が届きます。
案内書の確認
株主優待の案内書に沿って必要な手続きを進めます。
株主本人用のカード1枚と家族カード1枚の合計2枚まで申し込むことができます。
オーナーズカードのお届け
手続き後、約1ヶ月でオーナーズカードが届きます。
オーナーズカードをご持参
お買物にお出かけの際に、オーナーズカードをご持参ください。
まとめ
イオンは総合スーパーを中心に多様な店舗展開をしています。
イオンの店舗を対象にした優待は、使う側にとってはとても利用しやすい株主優待と言えます。
投資を検討されている方は、ぜひこの情報を参考にしてください。
尚、実際の取引は御自身の判断、自己責任にてお願いします。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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